経済政策内と外交政策外

これは筆者の分析だが、当然ながら筆者の主観的価値観が入る話である。

政治の基本は、経済と外交である。国内においては経済政策、国外との関わりでは外交政策。この二つこそが、政策の両大輪であると筆者は分析している。

農は国家の基本なりという言葉を聞かれた方もいらっしゃると思う。農業政策は、食料政策であり、すなわち、国民の生命を維持する根幹の政策であるという意味の言葉である。

現代では、産業の基盤は単純な農業だけではない。工業、サービス業など非常に多岐にわたる産業構造がある。その産業全てが経済政策によって動向を左右されるのである。つまり、前出の農は国家の基本なりの農は、現代においては経済に置き換えることができるという意味である。経済を潤滑に回してこそ、国民は飢えることなく豊かな生活を送ることができるのである。すなわち、経済は国家の基本なり、である。

ちなみに、今回は細かくは触れないが、その経済政策は財政政策と金融政策の二つに大別されるが、詳しくはこれまでのブログ記事にたくさんあるので参照されたい。

経済政策は国民政策の安定と向上を測るものであることを説明した。これは無論、諸外国とも大きく関係するが、根本的には国内政策である。どれだけ金融を緩和するか、どれだけ公共事業を行うかなどは、一切外国に干渉されることはないし、外国の顔色を見て行うことでもない。

では国外、つまり、外国との間の関係を決定する政策は何かというと、当然であるが、外交政策である。これはもちろん、安全保障政策も含まれる。これだけ国家間の交流が常態化した現在もちろん、これは100年も200年も前から常態化しているがにおいて、諸外国との交渉や取り決めなどは国家の運命を左右するものとなる。戦争などはわかりやすい例で、日本はその大東亜戦争前に外交政策で大きなミステイクをしたために現在に苦悩があるというのが筆者の分析であるがそれはまた別の機会に。

国家の治安を語る上で、内国内においては警察力、外外国との関係にあっては軍隊というのが常識であるが、これを政策に置き方得た場合、内においては経済政策、外にあっては外交政策とご理解いただけるとわかりやすいと思う。

その、国家の政策の二大機関とも言える経済政策と外交政策を、戦後の政治史において、安倍内閣ほど円滑に回した例を私は知らない。もちろん、外交政策においては岸信介、経済政策においては池田勇人といった傑出した政治家はいた。戦前では高橋是清閣下の名が輝かしく記憶に残っているが、戦後では、外交の岸、経済の池田実は外交も素晴らしかったという歴史がある。

安倍晋三総理は、この外交と経済の両方において目覚ましい活躍を見せている戦後の稀有な政治家であるというのが、筆者の客観的な観察と分析から生まれた主観的判断であるが、筆者は現在のところ、慰安婦の日韓合意などのいくつかのミスを除いては非常に高く、安倍内閣を主観的に評価している。

その安倍総理を、マスメディは森友学園加計学園テロ等準備罪などの問題で安倍総理がほとんど無関係であることに目を瞑り叩きに叩き、さらには稲田大臣の失言、豊田議員のパワハラなどの問題で印象操作に拍車をかけ、ついには都議会選挙で徹底的にネガティブキャンペーンを張って自民党の大敗を招いて安倍政権の支持率を大きく下げることに成功した。

政治は所詮主観である。嘘も駆け引きもあっての政治であろう。しかし、このまま安倍政権を潰した後、この国を、この日本という国を、どこに持って行こうとしているのか。マスメディアには一切の展望がない。ただただ、主観的な感情を優先して安倍政権を叩くことに無我夢中になっている。

筆者の方はどのように感じられるか。

今回もお読みいただき、ありがとうございます。

初めての方は、このブログを通して貫く基本概念である主観と客観との違いについての説明をしている以下の記事をご覧ください。

主観と客観

客観についての補足

外国人には思い遣りがガチでないという事実

優しさ主観的と思いやり客観的

二種類の正しさ

日本の常識は世界の非常識、日本の非常識は世界の常識

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